先日の28日は月イチ全体会議の日。
今回は『虐待』について、グループワーク形式で話し合いをしました。
虐待はダメ、そんなことは当たり前のことです。
でも、現場に出ると、この接し方は本当によかったんだろうかと思ったりすることって、
実は多かったりするんじゃないかなとおもいます。
たとえば、パニックになって走り出した人を羽交い締めで抑えるとか、
入浴介助で、臨時で異性の介助者を派遣せざるを得なくなったなど、
今回は、そのような現場で起こりうる事例を取り上げて討論・発表を行いました。
これ、羽交い締めっていう行為だけ取ると虐待やけど、
本人もけがをする恐れがあるし、
「落ち着いてください」って言える環境かどうかもあるよね。
たとえば一週間お風呂に入れなかったら、
衛生面から考えて異性の介助者を派遣して支援することはあるよね。
ただし、ご本人さんの意思を確認しながら、
ほかの事業所に派遣を依頼するとか、そういうことも、事業所としてやっていかないとだめですよね。
など、いろんな意見が出ていました。
背景を読み解く力、実際に対応する力、
報告・相談することなどすべてが現場では必要となってきます。
今回は介助者が実際に体験したエピソードも織り交ぜて討論をしたグループもあり、より深められた研修になったと思います。
みなさん、お疲れさまでした!