事業内容

権利擁護・情報発信

重度な障がいがある人も、地域で当たり前に暮らすことのできる社会をつくるために、生活するための法制度の改善や、新たな法制度の確立にむけ、行政や地域に対する働きかけを行います。
また、外出に役立つバリアフリーなどの生活情報、制度情報、講座などの案内、活動報告など、さまざまな情報をホームページや機関誌などのかたちで発信します。

ピアカウンセリング

障がいのある人は周りから「他人に迷惑をかけてはいけない」「あなたには障がいがあるから出来ない」などといわれて育つため、無意識のうちに自分の気持ちを抑えてしまいがちです。
しかし、自分がやりたいと思う気持ちは不可能ではないことに気づき、本来持っている自分の力に気づくためのプログラムです。障がいのある職員がいればピアカウンセリングができるというわけではありません。全国自立生活センター協議会ピアカウンセリング委員会が認める講座を一程度、受けたピアカウンセラーが対応します。

自立生活プログラム

障害のある人が地域で生活するためには、地域生活で自分が使える制度を知る、金を自分で管理するための練習をする、介助者との人間関係や指示の仕方を学ぶ、家族などの理解を得るなど、乗り越えなければいけない必要なことがいくつかあります。すでに自立生活をしている先輩(ピアカウンセラー)が、自らの経験と知識をふまえて、仲間の地域移行を応援します。自立生活プログラムは、地域移行に必要なノウハウを伝えていくプログラムです。

相談支援の利用にあたり

1.実施目的

障害のある人が、施設や家族の過護の下での不自由な生活ではなく、介助者を使いながら一人暮らし、あるいは、自らが形成する家族と共に、自らが主体となった生活ができるよう支援することを目的とします。

2.制度利用

・事業実施地域…京都市

・対象となる障がい…特に設定なし

・自己負担…負担なし

3.制度外利用

下記のことを必要に応じて提供します。

【ピアカウンセリング】

【自立生活プログラム】

【各種手続きの同行(介助ではありません)】

・利用料 年会費(5,000円)+往復交通費(公共交通機関の最低運賃で算出)

介助者派遣事業

障がいのある人の地域生活、自立生活に介助者はなくてはならない存在です。そんな障がいのある人の地域生活、自立生活を支えるため、法制度に則り、京都市からの指定を受けて介助者を派遣しています。
また、制度規定外にも利用者の自己負担というかたちで介助者を派遣します。

●制度利用

《派遣地域》

京都市内(ただし、北区芦堂町・小野・川登・中川・杉坂・氷室地域・右京区京北地域、左京区上の町・原地・八枡・大布施・花脊・越知・大原・別所・百井・小出石・古知平・静原・静市・鞍馬・市原・岩倉地域を除く)

《派遣時間》

24時間

《自己負担》

本人(配偶者がいる場合は、本人と配偶者の合計)の所得が概ね年600万円以下、児童の場合は世帯所得合計が年890万円以下、かつ、預貯金等の資産が単身者は500万円以下、世帯者は1000万円以下であれば下記のような負担軽減になります。

①生活保護、市町村民税非課税…負担なし

一般…(児童)4,600円/月、(満18歳以上)9,300円/月

●制度外利用(アテンダントサービス)

《派遣地域》 相談に応じますが、基本的には制度利用の派遣地域と同様です。

《派遣時間》 24時間

《利用料》 1,000円/時+往復交通費(公共交通機関の最低運賃で算出。)

(ただし、夜10時~翌朝8時の派遣は別途、200円/時を申し受けます。)

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