先日、阪神大震災の取材にあたった神戸新聞の新聞記者のドキュメンタリー番組をみました。
そこには、取材にあたった記者やカメラマンの7日間の奮闘や葛藤が描かれていました。
そしてまた別の番組では、
今年の1・17のつどいにボランティアで参加した21歳の大学生がインタビューを受けていて
「授業や教科書で習って知っていたのですが、何か手伝いをしたいと思い、参加しました」と彼は答えていました。
阪神大震災や東北の震災のこと、原発のことなど、これからどう伝えていくのかということがよく議論になったりもしていますが、
この議論は、環境や取り上げる課題に違いはあれど、私たちが日々行っている活動についても同じことが言えるような気がします。
障がい者という言葉でまとめると、一つのグループにはまとまりますが、1人1人育ってきた環境も違うし、体験してきたことも違います。
その中で、何を共有して、誰に、どのように伝えていくのか、本当に難しいことですが、
一つひとつ向き合っていくしかないような気がします。